徒然ぐせ Vol.173

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編集長・原田のコンテンツエッセイ Vol.173


 お濠の周りに雪が積もった日に散歩をしていると、楽しそうに犬たちは雪が積もった上を走りたがります。靴を履かせているわけではないので、足が冷たいだろうと思っても平気で楽しそうでした。「冷たくないの?」と言いながら、帰ってテレビを見ていると、犬の肉球は脂肪で厚くなっていて人間と違って大丈夫だとは言っていました。しかし、ついつい犬たちも寒いだろうと、寒い日は皆コートを着せて散歩に行くようにしています。コートはみなさんからいただいた物ですが立派なもの。ダウンコートのようなものや可愛いコートといろいろいただいているので、みんなで着まわして使っています。
 そう言えば、犬が増えてからレインコート以外のものはほとんど買ったことが無い。ありがたいことに、「使わなくなったので」と送ってくださる洋服が沢山あるので、サイズが合う物を利用させていただいています。
 よく考えると、「いつもと様子が違う」と気が付くと、病院へはすぐに行くようにしているが、物を買ってあげることは少なくなっているように思います。もちろん必要なものは買いますが、病院代が優先だと考えて必要な物以外は買わなくなりました。家に来るのは高齢な犬が多かったので医療費が思う以上にかさみ優先したのです。
 しかし、長いこと多くの犬や猫たちと出会っているので、動物の病気や高齢犬の介護法などいろんなことを体験し、学んだことがたくさんあります。今では体験から学んだことは私たちの財産になっています。これからもこの経験を活かして、動物たちの何かの役に立てたいと思っています。
 まだまだ高齢犬がいるので、一年でも長生きできるように頑張ろうと思っています。