病気のチェック
血尿&震え
【血尿】
マザールーフの犬たちは血尿になる犬が多いです。オスが多いので排尿のチェックができにくい場合があり、血尿を見落としがちになってしまいます。そこで散歩中に排尿をさせる場合、シートを持っていき最後にシートでさせると、血尿になったかのチェックができます。もちろん道路でのチェックとして、コンクリートに排尿した場合の尿の色のチェックも怠らないようにしています。また、排尿の量が少ないと感じた時なども要注意です。血尿になるとどんな病気になる可能性があるかと言うと、
●オス 尿路結石、前立腺疾患、膀胱炎、膀胱腫瘍、タマネギ毒尿道炎、腎炎
●メス 膀胱炎、尿路結石
マザールーフの犬たちの中にもこれらの病気になった犬がいます。ビートは尿路&膀胱結石、アビィが膀胱炎、マロンが血尿と、次々に尿路の病気になっているといっても過言ではありません。再発する病気なのでいつもチェックを怠らないようにしています。
また、尿量が少なくなった、尿が濁っている、匂いがきついなど、尿でわかる病気がありますので、飼い主の皆さんチェックを忘れないようにしてください。
見落とさないで! 病気の発信です。
【震え】
愛犬が震えていたら要注意です。震えの原因は、“熱”があるか“痛み”があるかです。震え自体も何故震えているのかわからないし、見落としがちになってしまいます。原因の一つである熱はすぐに発見できますが、痛みの場合は原因がすぐには分かりません。外傷なのか、どんな内臓疾患で痛みがでているのかのチェックを早くしなければ、治療ができず病気の進行が早まってしまうことにもなります。震えているのを、“寒いからかな?”などと考えずに早い対応が大切です。