夏の注意
愛犬が咳をしたり、食欲がない、ちょっとぐったりしている、という感じがしたら熱をはかるようにしましょう。犬だって風邪をひきますので注意をするように。特に室内犬の場合クーラーの効きすぎだったり、雨に濡れた後、そのまま冷えた部屋にいたら風邪をひくことがあります。犬の風邪は人間の風邪よりひどい症状になることもあるので、飼い主が注意をすることが必要です。犬は人間より平熱が高いので、ぐったりした感を見逃さないようにしてください。命を落とすことになりかねませんから……。
皮膚病の発症の原因は様々ですが、原因をきちんと知って予防の対策を考えるようにしましょう。特に皮膚の細菌やカビ菌の増殖でおこる皮膚病がありますので、気をつけるようにしましょう!
1.犬の皮膚にも皮膚上在菌の善玉菌と悪玉菌があり、高温多湿が原因でバランスが取れなくなって悪玉菌が多くなると、細菌やカビ菌が増えて皮膚病を発症することになったりします。
2.夏バテで食欲不振になり、皮膚や被毛を作る栄養が不足すると健康な皮膚が作れなくなります。
夏バテになると栄養バランスのよいフードを食べていても、食事量が減ると栄養不足になってしまいます。犬のカラダを作っているタンパク質と脂質が不足してはいけないので、十分に栄養バランスがとれる食事を考えてあげるのが大切です。
3.夏バテの食欲不振は免疫力の低下を招き、皮膚の細菌やカビ菌の増殖による皮膚病になります。
免疫抗体もタンパク質と脂質から作られています。免疫力が低下すると腸内環境が悪くなり、皮膚の細菌やカビ菌の増殖を抑えることができなくなって、悪化を招くことにもなります。