編集長・原田のコンテンツエッセイ Vol.162
朝、突然電話がなった。5年前に猫の里親になった方が「猫の排尿の状態が悪いような気がする。どうしたらいいのか?」という電話だ。電話の相手は高齢のようだ。自分はひとりで暮らしているので病気になったかもしれない猫の世話ができないので返したいというのかと思ったが、往診してくれる病院を知らないかということだった。病院を調べて数件教えたが、高齢になっての動物の介護は大変だ。これからどうするのだろうか?猫はまだ5歳くらいでおばあちゃんは高齢のようだった。里親に出したときは、息子さんが一緒にみてくれるという条件のようだったが突然息子さんが亡くなったそううだ。まだ猫は若いのでこれからがどうなるのか心配だ。
電話を切ったあとも猫がどうなるのか心配だし、里親に出すことの難しさを実感した。この猫の里親はスキップで里親募集の紹介をして、里親を探して、ある方と里親になりたい方を結んだというものだったが、その間のやり取りは双方に任せているので内容は分からないがいろんなアクシデントを想定しないといけないと実感した。里親に出すのは簡単だが、その後の問題も想定して連絡が取り合えるようにしないといけないし、問題が生じた場合に引き取れるようにしておかなければいけないと思った。
家の子たちの中でも春くんが里親さんに事情が生じ帰ってきたが、連絡をいただいたので本当に良かったと思ったものです。せっかく救った命を失くすことにならないためにも里親探しは条件などに慎重にならざるをえないのです。