編集長・原田のコンテンツエッセイ Vol.181

　気持ちのいい散歩の季節です。今年はお濠の蓮の花が見事で心癒されました。犬たちとの散歩中の会話も弾みました。海外からの旅行者の方も写真を撮って楽しんでいらっしゃいました。これからの季節は紅葉となり、また楽しむことができると思っていますが、犬たちはお濠の鴨を襲おうとお尻をプリプリと振って狙っています。毎日の出来事ですが、何時も鴨の勝ちなのです。
　こんな可愛い犬たちは保護した犬ばかりですが、この数年は犬に出会わなくなったので嬉しいことです。街や公園をウロウロする犬は減りましたが、飼えなくなったという相談が増えてきました。「高齢になったので施設に行くようになり飼えない」「家をひきはらう事になったので飼えなくなった」など、多頭飼いの方から相談を受けるようになりました。
　相談を受けても里親を探すのには時間がかかります。そういう方は急を要している方が多いのです。こういう場合はどうしたらいいんだろうと悩んでしまいます。里親の連絡網を作った方がいいの？と思いますが、そんな相談ができる方は沢山の犬や猫を抱えていらっしゃるのです。動物に優しい方なので皆さんに相談されているようです。里親になったら10年から18年位はもう飼ってもらえません。だから里親を探すのは大変なのです。
　今また頭を悩ませている相談がやってきました。多頭飼いで、種類も多種類です。どうすれば動物が幸せになれるのか頭を抱えています。いったい何人の里親を探さなければいけないんだろう。私もまた猫が帰って来たのでそのことも大変なのに…
　皆さん里親さんを探してください。いっしょに動物を幸せにできるようにしてみませんか？皆で努力すれば絶対に何とかなるはずです！