徒然ぐせ vol.133

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編集長・原田のコンテンツエッセイ Vol.133


 先月、医療費の一部にと寄付が届き、一緒に「ウィズリーくんに美味しいものを食べさせてください」と封筒が入っていた。献血犬として頑張っているウィズリーにです。思わず嬉しくなってきました。ウィズリーの活動を認めてくれている人がいることに、安心感を抱くことができました。よーし、これでお肉を買ってみんなにも食べさせてやろうと喜んだ。みんなも一緒におすそ分けしてやるから「良かったねー」と、私と同室(会社ではハナちゃん、北斗、ベリー、咲ちゃん)の皆に声をかけた。たまには美味しいお肉も嬉しいよね。
 私も、たまにはお肉を買ってやりたいと思うが、ついつい医療費の積立にしようと小金はへそくりにしてしまう。いつ何時お金がいるかわからないので…。だって、急病は必ずといっていいくらい夜中に起こるから。私が信頼している、夜間救急病院は夜間料金がかかるので割高になるんです。いつ何時のためにと思って少しずつですが備えが必要な訳なのです。
 しかし、今年はみんな大病をしないから助かった、と思っている矢先に金太郎の顔が変形するほどの大事件が起こってしまいました。検査すると歯が炎症を起こしているので抜歯をしないといけないことに。手術前の検査で他の病気も発覚するし、本当に気が抜けないものです。いったい何時になったら心が休まるのかと思ってしまいます。
 そんな時、友人から電話があった。「チワワを2頭預かったが、子供に動物アレルギーが出てきた。子供は小さいので困っている。預けた本人に連絡が取れなくなっている」と、よくある話だ。無責任この上なしのやつだ。優しい友人は「困っているから」と預かったんだろうし、預けた方は優しい人と分かって預けたんだろう。本当にいけない。こんなことになって一番困るのはチワワの犬たちだ。問題が大きくならないうちに早く可愛いチワワに優しい里親探しをしなければいけない。みんなで里親を探していたら、里親さんが見つかりそうだ。